宇都宮市を中心に、近隣にて電気工事・計装工事を承っております、グロースワーク株式会社です。
電気工事と聞くと、なんとなく「電気を使えるようにする工事」という印象があるかと思います。
単純なようにも見えますが、非常に奥深く、場所によって工事の内容・難易度は異なります。どの電気工事も皆さんが快適な生活を送るためには、なくてはならない存在です。
今回は電気工事の種類を中心に、どのような工事が行われているのかについて、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
■ そもそも電気工事とは？
電気工事は、電気導体の敷設・仮設ならびに、支持物・保護物の設置や補修、電気機器の据付などのすべての施工のことを指します。
原則、電気工事士をはじめとした資格がないと、工事は行えません。
火力発電所・水力発電所・原子力発電所などでつくられた電気は、送電しやすいよう高電圧に変換され、各地に電線・変電所を通して送り届けられます。
電気は各変電所を通って徐々に電圧が下がり、各施設・建物に適した電圧で供給。
鉄道や大きな工場では、高電圧で供給され、住宅へは電柱の上にある変圧器で100～200Vに抑えられてから届けられます。
電気を安全に届けられるよう、施設内や建物内で電気を問題なく使えるよう設備などの新設・撤去・保守を行うのが電気工事の大まかな内容です。
■ 施工場所によって異なる電気工事
電気工事の種類は、細分化すると多岐に渡りますが、大きく分けてこの二つがあります。
・建築電気工事
建物内で実施する電気工事です。
戸建て住宅や小規模店舗などの場合は、第二種電気工事士が工事を担当できます。第一種電気工事士は第二種電気工事士が担当できる建物に加えて、ビル・マンションといった大きな建物も対象です。
・鉄道電気工事
電車や新幹線といった電気で走る鉄道を支える電気工事です。
高電圧の電気を取り扱うため、先の電気工事士だけでなく、電気主任技術者といったより専門性の高い資格を持つ方が従事されています。
■ 建築電気工事の種類
・屋内配線工事
建物内に配線を敷くほか、配線をどこに配置するか設計を行ったり、電気機器をメンテナンスしたりします。
身近な例だと、照明やスイッチの配線、コンセントの設置などです。
インターネット回線・電話線の配線工事については、電気通信工事担当者の領分になります。
・外線工事
発電所から各建物まで電気が届くよう、送配電線・電柱・屋外変電設備の新設・保守などを行います。
街中を歩いていると、クレーン車に乗って、電線を工事している姿を見かけるかと思います。
電力会社から施工会社に依頼されるケースがほとんどで、工事範囲が広いです。
・冷暖房設備工事
エアコンの設置・撤去を行う工事です。
家庭用エアコンの取付けは無資格でも行えますが、電気工事士の資格がないと、コンセントのない場所に設置することはできません。
業務用エアコンについては、重量があるため設置にクレーンを使用することもあるほか、室内に合わせたものを選ぶ必要もあり、専門性が高くなります。
・ビルメンテナンス
ビル内における電気設備、空調設備、ボイラーなどを保守・管理します。
直接工事を行うわけではないため、資格も第二種電気工事士でも大丈夫ですが、電気以外にも幅広い知識・資格が必要な仕事です。設備不良などがあれば、専門業者に修理などを依頼します。
・防災設備工事
ビルやマンションなどに取り付けられている、スプリンクラーといった防災設備も、設置において電気工事が必要になります。
これらの防災設備は消防設備士の資格が必要ですが、あわせて電気工事士の取得も推奨されます。
■ 鉄道電気工事の種類
・変電設備工事
鉄道には高電圧の電気が供給されています。
受電するための変電設備の設置・保守などを行い、問題なく鉄道が走るよう工事を行います。
なお、電車は上を走る架線を介して電力で動いていますが、電流は車輪からレールを通って変電所に戻る仕組みです。
・駅設備工事
駅構内にある電気設備の新設・保守などを行います。
改札機や照明、券売機のほか、エスカレーターやエレベーターなど、多くの電気設備を取り扱います。
・線路工事
線路上にある架線や信号、踏切などに関わる電気工事です。
地下鉄の場合はトンネル内の照明、電源ケーブルなど電気設備が多く、作業内容が多いです。
■ 宇都宮市周辺での電気工事は「グロースワーク株式会社」にお任せ！
グロースワーク株式会社は、栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県にて各種電気工事を承っております。
一般向けの電気工事も可能ですが、建設業許可がございますので、500万円以上の工事も対応可。
計装工事もできますので、とくに工場での電気工事を得意としております。
ビル・マンション・工場などでご入用でしたら、ぜひご相談くださいませ。
■ まとめ
電気工事は大きく分けて建築電気工事・鉄道電気工事があり、どれも生活を支えるうえで欠かせないものです。
所持している資格によって電気工事を行える区分が異なり、ほかの資格と組み合わせれば、より多くの工事に携われます。
